ずっと続く頭痛って、ツラいですよね・・・。
頭痛に悩まされている人は、約3000万人と推定されています。
一生のうちに一度は経験すると言われている腰痛でさえ、患者数は2800万人なので、数字から見ても、相当な人が頭痛に悩まれているということが分かります。
「頭痛が辛くて、仕事に集中できない」
「頭痛が慢性化してしまい、毎日悩んでいる」
「頭痛薬を常用しているのに一向に良くならない」
などのお悩みをお持ちの方に、このページはきっとお役に立てると思います。
今回は、頭痛についての説明と整体院東葉コンディショニングでの施術の考え方、改善例、自分でできるケア方法などをご紹介します。
【目次】
- 整体院 東葉コンディショニングにおける頭痛の施術の考え方・方針
- 自分で簡単にできる頭痛解消エクササイズ
- 慢性化しやすい頭痛の種類
- 頭痛発生のメカニズムとは?
- 病院での頭痛に対する一般的な治療法
- 頭痛で東葉コンディショニングに来院されている方の声
- 頭痛の方に意識して欲しい生活上の注意点
- 頭痛を慢性化させないために
まず初めに、当院の頭痛への施術の考え方を説明します。
実際に、頭痛の方へ、施術を行っている動画もありますので、ぜひ御覧ください。
◆整体院東葉コンディショニングにおける頭痛の施術の考え方・方針
整体院東葉コンディショニングには、病院に通っているものの、一向によくならないという理由で、頭痛が原因で来院される方がたくさんいらっしゃいます。
整体院東葉コンディショニングでは、頭痛の原因は首や頭だけではなく、カラダの歪みによって引き起こされると考えています。
たとえば、下の図のように、背中が丸く、顎が前に出る姿勢でいるとき、首から腰にかけての背骨は伸ばされ、Cの字になってしまいます。
本来、背骨はスプリングの役割を持つS字をしており、首や腰にかかる頭の重みや衝撃を吸収・分散させることができるのですが、Cの字ではそれができず、身体の各所に負荷がかかってしまいます。
首のカーブがないと顔が前に出て、頭の重みがダイレクトに首や肩にかかるようになります。
その結果、頭蓋骨の形を歪ませたり、首と後頭骨の付け根にある、脳への血液や、リンパ液の通り道である環椎後頭関節に、詰まりを引き起こします。
そのため、頭痛を解消させるために、頭が背骨のてっぺんに乗るように(顎が前に出ないように)、カラダ全体の歪みを整えることに重点を置きます。
背骨のズレを正し、生理弯曲をつけ、背骨の土台である骨盤の歪みを整えます。
また、首や肩をはじめ、全身の緊張を緩和させることで、関節や筋肉への過度な負担が減り、血液やリンパの流れが良くなり、自然治癒力を高めることで、症状を改善させていきます。
実際の施術の様子を動画で公開していますので、ぜひ御覧ください。
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◆自分で簡単にできる頭痛予防改善エクササイズ
頭痛を、自分で予防・解消できるエクササイズをご紹介します。
~注意点~
*痛みのない範囲で!
痛いことはなるべくしない方が、早い症状回復が見込めます。
普段から痛い姿勢や動作は避けるようにしましょう。
我慢してやる必要はありません。
*適度な回数で!
たくさんやればやるほど、良くなる訳ではありません。
1回やって、次に行うまでは30分以上あけ、1日数回に分けてやる方が効果的です。
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◆慢性化しやすい頭痛の種類
頭痛を解消するために、一番はじめにしたいのは、自分の頭痛を知ることです。
頭痛は、大きく分けると一次性頭痛と二次性頭痛があります。
ここでは、多くの人が悩んでいて、慢性化する危険性が高い一次性頭痛について話します。
一次性頭痛には片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛があります。
二次性頭痛は外傷性の頭痛、感染性の頭痛、脳腫瘍が引き起こす頭痛などです。
二次性頭痛は割合が少なく、外科的手術を要する頭痛になるので、ここでは取り上げません。
1.片頭痛
片頭痛は、「ズキンズキン」「ガンガン」と脈打つような痛みが4~72時間続くという特徴があります。
1日中ずっと痛みが続くわけではなく、痛む時と痛まない時を繰り返します。
片頭痛と書くので、片側が痛むという印象を持っている方もいますが、両側が痛む方も多くいます。
頭痛の起こる頻度は、月に1~2回程度から、多いときには週に1~2回という方が多く、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。
また、痛みが強くなると、動くのが困難になり、仕事や勉強、家事などが手につかなくなってしまったり、寝込んでしまうという人もいます。
痛み以外の症状としては、目の前にチカチカとしたフラッシュのような光や、ギザギザした光があらわれたり、視野の一部が見えにくくなる閃輝暗点(せんきあんてん)が出ることがあります。
2.緊張型頭痛
慢性頭痛のなかで一番多いのが、緊張型頭痛です。
緊張型頭痛は、頭全体や後頭部や首筋などを、何かで締めつけられるような鈍い痛みが、30分~7日間ずっと続くという特徴があります。
肩や首の強いこり、めまい、ふらつき、全身のだるさなどを伴うこともあります。
子どもから高齢者まで、どの年齢層でもみられ、ときどき頭痛がするタイプ(反復性緊張型頭痛)と、毎日のように頭痛が続くタイプ(慢性緊張型頭痛)とがあります。
3.群発性頭痛
群発性頭痛は、緊張型頭痛や片頭痛と比べて数が少ないため、ご存知ではない方もいるかもしれません。
女性に多くみられる片頭痛に対し、群発頭痛は20~40歳代の男性に多く、女性の4~5倍にのぼるともいわれています。
お酒が原因で、群発性頭痛を誘発するとも言われおり、酒席の多い男性が、痛みを感じる頻度が多いのではないかという推測もありますが、その理由ははっきりしていません。
群発性頭痛は「目がえぐられるような」「きりで刺されるような」と表現されるように、耐えられないほどの痛みと表現されます。
あまりの痛みにじっとしていることができず、痛みを紛らわせるために、動き回らずにはいられないという人もいます。
1~2ヵ月間に集中して継続的に頭痛が起こり、片側だけの目の奥や周囲にあらわれ、上あごのあたりや頭の片側に激痛を伴うケースが多いです。
痛み以外の症状として、目の充血や涙、鼻水などを伴うことがあります。
◆頭痛発生のメカニズムとは?
上の項で説明したように、慢性頭痛には3つの種類があり、それぞれに症状に特徴があり、発生原因も異なります。
一つ一つ説明していきます。
1.片頭痛が起こるメカニズム
片頭痛は、頭の中で血管が拡がり、拍動に合わせて周囲の神経に刺激が伝わることにより起こります。
脳の太い血管が拡張すると、その周囲を取り巻いている大きな神経「三叉神経」が圧迫され、刺激を受けます。
刺激を受けた三叉神経からは、神経ペプチドとよばれる痛みの原因となる物質が放出され、血管の周りに炎症が起こります。
すると、さらに血管が拡張し、ますます周りの三叉神経が刺激されます。
この刺激が大脳に伝わり、頭痛が起こります。
この三叉神経からの情報が大脳に伝わる途中で、視覚や聴覚、嗅覚を司る中枢(後頭葉、側頭葉)や、吐き気をコントロールする嘔吐中枢にも刺激が伝わります。
それによって、光や音、においに敏感になったり、吐き気や嘔吐といった症状が、あらわれるというわけです。
頭痛が長引くと、刺激がさらに刺激を呼ぶといった悪循環に陥ってしまうことから、痛みが軽いうちに早めに対処することが大切です。
2.緊張型頭痛が起こるメカニズム
緊張型頭痛は、首から肩、背中にかけての筋肉や頭の筋肉が緊張することが原因で、起こります。
筋肉が緊張すると、血流が悪くなります。
それが、締めつけられるような痛みを起こすのです。
また、心理的ストレスが原因で、筋肉の緊張がなくても頭痛を引き起こすことがあります。
心理的ストレスが長い間ずっと続くと、脳に備わっている痛みのコントロール機能がきちんと働かなくなり、筋肉が緊張していなくても頭痛が起こるようになってしまいます。
3.群発性頭痛が起こるメカニズム
群発性頭痛の発症メカニズムは、まだ明らかにされていませんが、頭部の血管の拡張が関わっていると考えられています。
群発性頭痛の場合は、目の後ろを通っている血管が拡張して炎症を引き起こすため、目の奥が痛みます。
また、この血管を取り巻いて、涙腺の働きや瞳孔の大きさをコントロールしている自律神経が刺激されて、涙が出る、瞳孔が小さくなるといった症状を伴うことがあります。
◆病院での頭痛に対する一般的な治療法
病院では、薬物療法がおこなわれます。
頭痛発作のときに服用する鎮痛剤と、発作を起こりにくくする予防薬があります。
投薬を続けながら、経過観察するというのが一般的です。
頭痛薬を月に10日以上ずっと飲んでいる場合には、薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)と呼ばれる頭痛に、陥っている可能性が疑われることがあるようです。
◆頭痛で東葉コンディショニングに来院されている方の声
「頭痛で仕事に手がつかない!」30代男性
私が頭痛に悩み始めたのは、仕事を始めた20代前半のことでした。
はじめは、仕事の忙しくなる週末に痛みがあるだけでした。
20代後半から、仕事で認められるようになり、主任になってから一気に仕事量が増えました。
その頃からは、頭痛だけではなく、吐き気も出てきて、二日に一度は頭痛薬を飲んでいました。
頭痛薬を飲んでいるとはいえ、頭が重い感じは取れず、仕事にも集中が出来ません。
以前だったら考えられないようなミスが続き、病院に掛かりましたが、よくなりませんでした。
会社の同僚に頭痛持ちがいて、お互いつらいよねって話をしていた時に、東葉コンディショニングの話を聞きました。
当時は、整体で頭痛がよくなるとは考えていなかったので、半信半疑のまま、通うことになったことを覚えています。
結果的に言うと、この時の決断は正解でした。
病院に行っても、薬を強くするか、別の薬を試すかの話しか出てこないので、うんざりしていました。
東葉さんの頭痛への考え方を聞いて、病院とは全く違うアプローチをするんだなということが分かりました。
通院から2週間で、頭痛の発生頻度と程度が半分に。
その後1週間で、頭痛が出なくなり、本当に驚いています。
今では、姿勢をよくすることで、頭痛の再発を予防しています。
※こちらは個人の感想です。あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
「救急搬送!?登校出来ないほど強く痛む頭痛」10代女性 東京都台東区
中学受験を決めた小学校高学年の頃から、頭痛に悩まされるようになりました。
当時は、学校と塾、自宅での学習時間を合わせて、12時間以上机に向かっていたと記憶しています。
視力も悪く、親からも猫背と言われていて、肩こりと首のこりは酷かったですね。
受験は成功して、中学入学時は頭痛がおさまっていました。
でも、その二年後、今度は高校受験で頭痛が再発しました。
最初は市販の頭痛薬で何とかしていたのですが、徐々に悪化したため、頭痛外来へ。
すぐに頭痛薬が処方されましたが、それまでさんざん頭痛薬を飲んできたので、効かなくなっていました。
医者からは、「もうマッサージとか行ったらどうですか」と言われる始末。
マッサージに通いましたが、揉み返しで余計に頭が痛くなったため、諦めかけていました。
そんなとき、母親が腰痛で東葉コンディショニングに通って、よくなったという話を聞きました。
頭痛もみてもらえるのか母親経由で聞いてもらったら、頭痛も大丈夫ということだったので、通院を始めました。
最初はとにかく姿勢、背骨の歪みを整えることに集中して施術していましたね。
先生は、「頭痛は首から上を施術するだけじゃよくならない」ということを言っていました。
姿勢が改善されると、鎖骨の歪みを取って、肩甲骨の施術をしてもらい、首から肩にかけて温かくなった感覚がありました。
それから、首の施術をしてもらい、頭の中に血液がどーっと流れ込んだかと思うと、全身が温まりました。
通院開始から、1か月で全く頭痛が出なくなり、再び受験勉強に集中できるようになりました。ありがとうございます。
※こちらは個人の感想です。あくまで結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
◆頭痛の方に意識して欲しい生活上の注意点
①運動
運動をすることで、ストレス緩和に効果があるセロトニンやエンドルフィンの分泌を促すことができます。
ジョギング、ウォーキング、サイクリングといった有酸素運動は、基礎代謝を上げて、血流アップが図れます。
また運動は1回、2回で終わらせるのではなく、長期に渡り続けることも大切です。
1週間に3日~4日、30分~60分程度の運動を行うとよいです。
②入浴
入浴は血行を良くして新陳代謝を高め、体内に蓄積された老廃物を体外に排出してくれます。
お湯の温度は低目の38℃~40℃がよいです。
41℃以上の熱めのお湯になると、交感神経の働きが高まり新陳代謝を活発にする作用があるため、ストレス解消には適しません。
入浴時間は20分前後を目安にしましょう。
③睡眠
睡眠は、日中に受けたダメージを細胞レベルで回復する効果があり、心身の疲労を翌日に持ち込まないという意味で、非常に大きな効果があります。
逆に睡眠時間が短くなると、頭痛リスクが高くなります。
ポイントは、深い眠りであるノンレム睡眠を増やすことです。
ノンレム睡眠には浅い眠りのレム睡眠とは異なり、疲労回復の効果があります。
就寝前に強い光(テレビ、スマホ)や刺激は避けましょう。
◆頭痛を慢性化させないために
頭痛の症状や原因、整体院東葉コンディショニングでの施術の考え方、エクササイズなどについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
頭痛を慢性化させないようにするためには、頭痛になるプロセスを理解することが大切です。そこを理解していないと、頭痛薬に頼る生活から抜け出せません。
日頃の生活の中で、姿勢やカラダの使い方のクセを改善し、脳に過剰な負担が掛からにようにして、疲労を溜めないことが大切です。
どうか、ツラい頭痛から開放され健康なカラダを手に入れて下さい。