股関節は上半身の重みを受け止めている
股関節は太ももの骨が骨盤にはまり込む関節で、上半身の重みを左右の股関節で受け止め支えています。股関節は骨盤の凹みにはまるような形をしていて可動域が全方向にあり、前後左右斜めに大きく動きます。股関節は歩いたり、前に屈んだり、伸ばしたり、カラダを左右に回旋させたりする動作を行うときに基点になる関節です。したがって、骨盤がゆがむとそのかみ合わせが悪くなり、次のような症状が起きるリスクが高くなります。
○歩行時に股関節に痛みが出る
○おしりや太もも付近に痛みが出る
○腰痛を引き起こす
○左右の足の長さが違ってくる
股関節のゆがみが整えば美脚になる!?
股関節がゆがむことによる影響でいちばん深刻なのは腰痛です。骨盤が左右に傾くと、傾いた側の股関節により大きな負荷がかかります。そのままの状態が続くと負荷がかかっている側の股関節に炎症が起き、痛みを感じるようになります。その痛みを和らげようとして腰の位置を無意識にズラし、股関節にかかっている負荷を分散させるため、今度は腰に負担がかかり、腰痛を誘発します。
また、左右の足の長さの違いは安定した歩行の妨げとなり、その衝撃はひざや足首にもかかるため、O脚や変形性膝関節症などの原因となることもあります。こうした股関節のゆがみが、今度は骨盤に影響をおよぼし、そのゆがみを悪化させるという悪循環に陥ります。
もともと股関節は膝関節、足関節と同じように加齢により機能が低下する傾向にあります。したがって、ゆがみを放っておくと、機能の低下に加速がついてしまいます。また、股関節の周辺にはリンパ液の中継地点でもあるリンパ節も集中しているので、代謝機能にも支障をきたします。
股関節のゆがみが整うと、骨盤が安定し、上肢と下肢をしっかりと連動して動かせるようになります。足の動きが軽くなり、歩行やランニングの動きが安定します。また、おしりから太ももにかけてのラインがスッキリとし、美脚効果も期待できます。
私たち東葉コンディショニングでは、下半身の症状を解消できるエクササイズをYou Tubeで多く紹介しています
上記でも説明しているように、様々な効果が期待できるので、興味のある方はぜひ試してみてください!
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ご来院された際には、ご自身の症状やゆがみに応じて、個別にセルフケア方法をアドバイスしています。動画を見てもうまくできなかった、きちんと出来ているか見て欲しいなど、ご要望があればサポートさせていただきますので、お気軽にご相談ください。